2011年2月14日月曜日

グーグルの背景画像を変えてみた

長く見慣れて気に入っているシンプルなGoogleの画面。
折に触れその時々のテーマで変化してくれるし面白い。

いつか忘れたけど、実際に遊べるパックマンのゲームがタイトルだったのは面白かった。
思わず遊んでしまった。

なのに、ふと左下を見ると「背景画像の変更」という文字リンクが・・。
思わず札幌で飼ってるネコの画像に変えてしまった。
自分のアイコンにも使ってるネコだ。

シンプルさを損ないたく無いので、バックは白。
全身の入った写真をAdobe Photoshopでくり抜いた。




・・・割と可愛い。
飽きるまでしばらくこれで行こう。

2011年2月9日水曜日

ハートのトマト

昨日の夕方、トマトを2つもらった。
メルカド・クワトロでたくさん買ったのでと、お裾分けいただいた。
さっそく1個を切って塩を振り、カレーライスのお供に食べた。

もう1個を冷蔵庫に入れておいたが、今日見たらハートに見える。
さっそくカメラを出して撮った。

冷たいトマトが、ハートだと思うとあったかく見えるから不思議だ。

2011年2月2日水曜日

パタゴニアに行って来た

学校ということろは夏休みがあって、来てまだ3ヶ月では少し早い気もしたが、アルゼンチンに行くことにした。

首都のブエノスアイレスに長野でお世話になり親しくなったカビの専門家の方がいるのと、パタゴニアにやはり長野で友人となった人が家具を作っていて1年で日本に帰ってしまうので、会うのは今しか無いと考えたからだ。
一人で行こうとしたけれど、一緒に行きたいという人もいて、いろいろチェンジがあって最後に3人の旅になった。

まず、ブエノスアイレス。すごい大都会で、もうこれは外国!というインパクトでいっぱいだった。
中心街にお住まいなのに、職場が近いということだが、わざわさ友人、いやボスに空港までお出迎えいただいて大変感謝した。なんていい人なんだろうか!
再会はいつも嬉しい。空港でボスの顔を見た時はとてもとても嬉しかった(涙)!
アパートに着くと、今度は素敵なボスの奥様が多彩な、パラグアイでは絶対に食べられないとても美味しい世界の料理で歓待してくれた。料理研究家もびっくりだ。
それにまたアルゼンチン製の美味しいビールと高そうなワインを飲ませていただいて、あまり美味しいのでがっついていたら、メイン料理の分厚いステーキの手前でお腹がいっぱいになり、眠くなってしまった。それだけがとても残念だったが、大大満足だった。
そして大大感謝です。ボスそして奥様、このブログを見ることは無いでしょうが、ありがとうございます!

写真はブエノスアイレスの国会議事堂。
これには「あっ!」と声を上げた。
素晴らしい歴史的な建造物だ。
ほんとにブエノスアイレスには文化を感じる。
ヨーロッパには行ったことが無いけれど、きっとヨーロッパもこんな建造物があるんだろうな。
ブエノスアイレスには美術館もあって、ロダンの彫刻群に始まってセザンスやモネ、ルノアール、ミレーやコロー、ゴーギャン、モディリアーニ、シャガール、ピカソ・・・等々、世界の有名どころがずらっと勢揃いしていて、入場料が無料!驚いた!「どんだけ金があってん!?」と突っ込みたくなったくらいすごかった。

それからお世話になったCallao通りに別れを告げ、パタゴニアのエスケルまでバスで27時間(!)掛けて行き、家具職人いや家具アーティストの友人と再会!
美味しいワインと、ステーキとチョリソで歓待してくれた。美味しかった。
久々の再開も嬉しくて、南十字星もくっきりと見ることができた!
翌日、職場を見学させてもらい、われわれは4人でカラファテ目指してバスで向かった。24時間の旅だ。


写真はエスケルのバスターミナルで洗濯物を乾かしているところ。
洗濯機を借りて洗濯したのはいーんだけど、間に合わず、絞ると水がジャーと出るような状態で出発したのじゃー。

バスは2時間近く遅れて来てくれたので、パタゴニアの強い風と太陽のおかげで、なんとかちょっと湿った程度まで乾いてくれた。

カラファテは氷河のある街で、お土産屋さんやレストランなどのお店もいっぱいある可愛い街だった。

氷河は大迫力だったが、頻繁に虹がかかり、さらにその雰囲気を盛り上げてくれていた。
たまに氷河の崩れる「ドドーン!」という音が聞こえていたが、大規模なものではカミナリのようなすごい音がするという。
氷河の上を歩くツアーもあるらしい。今度もし行くことがあったらぜひ歩いてみたいものだ。

カラファテには2泊して、ウシュアイアに飛行機で飛んだ。ここはチリの国境を通るので我々は禁止されており、バスでは行けない区間だからだ。

ウシュアイアは世界最南端の街だ!
「FIN DEL MUND」の看板が誇らしげだった。

宿泊は2泊とも、町外れにある上野山荘にした。2段ベッドの上だったので、最初は落ちるのが怖かったけれど、意外にぐっすり眠れた。

ウシュアイアでは、まず、KENさんが「ネイティブの人々と話したい」と言うので、先住民の生き残り探しをした。
結局、チリ側の島に生き残りの老婆が住むことが分かったが、われわれは行けない。
そこで、山の上にある先住民族のミュージアムに彼女の友達が居るというので、行ってみたら、その女性にすぐに会うことができた。
しかし、「私は詳しい話は分からないので、友達を連れて来る」と言うので、再会の約束をして別れた。
しかし、それは時間の制約でとうとう果たせ無かった。余裕の無い旅だったので仕方が無いが、心残りだった。

そして、ウシュアイアではヨットのクルージングにも出掛けた。
風に帆をはらませて、ビーグル水道を行った。
椎名誠も上陸したという「H」島に上陸し、野鳥の営巣地や原住民の生活の跡を見た。
不思議な苔のような丸い植物もあったが、チリやペルーでは4000m級の高地でしか、生えていない植物だということだった。

お約束のペンギンには残念ながら会えなかったけれど、ヨットの4時間のクルージングはフランス、ドイツ、そしてアルゼンチンのカップルとご一緒できて、自然がいっぱいの面白いツアーだった。

写真はH島だが、湾が2つありHの文字の形をしていることで、この名が付いたということだった。
まさに野鳥の楽園だった。
写っているのはKENさんだけど、上下を船室で借りたレインコートにすっぽりと身を包んでいる。
全員この格好だったが、まるで宇宙飛行士のような格好だった。
驚いたことに、日本とは違い、ヨットに乗るのに救命胴衣も付けない!
まさに自己責任の国なんだと思った。

翌日は氷河の山を少し登っただけでタイムアウト!帰路に向かった。

さて、この旅はこれからの生活にはなんの影響も無いだろうけれど、世界の最南端の街に行けたことはとても嬉しい。

僕は、地球のシステムを少しは体感できたのだろうか?