2017年4月29日土曜日

原美術館 Museo de Arte Contemporáneo Hara

原美術館の前の道。セルビア大使館の展示も入ってみた。
すごく久しぶりに原美術館へ行った。
東京出張のついで訪問。
懐かしかった。そういえば何十年も行っていなかった。

天気が良かったので五反田の駅からテクテク歩いて行ったけど、昔勤めてたツインビルが見えて来て、懐かしくて変わらない静かな空間が嬉しかった。

原美術館は、大好きなリー ウーファンやナムジュンパイクの作品に出会った場所でもある。

今回訪れてみたら、宮島 達男のデジタル文字通路やジャン ピエール レイノーの白いタイルの部屋、庭のイサム ノグチ作品などもそのままあった。
でも新しく奈良美智の部屋や森村泰昌の展示、コインを入れたら波紋が広がる作品など、常設作品が増えていた。

面白さが複層的になったっていう解釈かな。
入場料は1,100円だった。
年間会員になるとフリーっていうのも、まだやってるのかな。

現在の展示は「エリザベス ペイトン展」。近くのセルビア大使館の展示を観てから、11時の開館と同時に入ったけれど、すぐ列ができて、入ってからも次から次へ来場者がやって来る。すごいな。

これは作家効果?美術館の人気?
以前来てた時は、いつもほぼ自分たちだけのような状態だったから人気ぶりに驚く。

エリザベス ペイトンはアメリカの作家だというけど、ボクは恥ずかしながら知らなかった。でも有名らしい。
確かに実際に観たら面白くて、特にパステルで描いた肖像画にボクは馴染んだ。

ネットで調べたら、一つ前に篠山紀信展をやってたり、本展もメジャーな雑誌でも取り上げられてたりと、原美術館は華やかでメジャーな美術館だ。
勝手に、かつての事務所の近所にある雰囲気のいい隠れ家的美術館だと思い込み、妄想してた。

建物は1938年というから築80年くらいか。つまり第2時世界大戦直前に私邸としてできて、戦禍をなんとかくぐり抜け、美術館として1979年開館とあるから、それだけでももう40年近くになる。開館時、ボクは京都に住んでたけど、結構早くに訪れて居たことになるな。

初めて行ったのは会社の同僚とだったけど、名前を忘れてしまった。
連れて行ってくれた人ありがとう!
また会いたいものです。何してるんだろうな。