Ismael Ledesma |
パラグアイには、アルパという伝統楽器がある。
ハープの一種だが、クラシックなハープとは一線を画し非常にポピュラーな楽器で、ハープが女性楽器のイメージなのに対し、ここでは男性楽器というイメージだ。
実際にアルパコンサートに行っても、男性奏者が多い。
パラグアイではギターを弾く女性も多く、先日行った国立交響楽団のクラシックコンサートでもコントラバスを弾く女性団員がいたし、管楽器にも女性が多くいたりと、楽器の男女イメージが日本とはイメージが少し違う。
パラグアイで一番有名な現役ギタリストは世界ツアーで日本も何度か訪れているベルタ・ロハス(Berta Rojas・女性)だろうし、アルパでは先日アスンシオン市立劇場でたった一人で両満員コンサートをやり遂げたフランス在住のパラグアイ人で日本も常連としているイスマエル・レデスマ(Ismael Ledesma・男性)だろうと推察する。
http://www.bertarojas.com/ http://www.ismaelledesma.com/
アスンシオン市立劇場。このあと超満員に |
アスンシオン市立劇場へは我々も出掛けて聴かせてもらったが、一音一音が狂い無くクリアで、街で聴くアルパとはかなり音色が違って聞こえた。
楽器の質も腕も、段違いにいいんだろうな。
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アルパは奏法が独特で引っ掻いたりミュート音を使ったりもするから、クラシックハープを想像すると全く違う楽器に聞こえる。
昨日は浮浪者を追い出して奇麗に整備されたウルグアイ公園で、アルパ400台が集まるという大デモンストレーションがあった。
http://www.abc.com.py/espectaculos/400-arpistas-en-el-festival-nacional-de-arpa-426566.html
寒かったのでボクは行かなかったが、盛り上がったようだ。
しかし、11時開演と言っていたのに、寒いから早い目に始めたというあたり、パラグアイらしい。
通常はコンサート系はだいぶ遅れて始まるので、面食らった人や見れなかった人もいたんじゃないかな。
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新聞社のサイトを「アルパ」で検索すると948もの記事が得られた。
昨日だけで4件、今日午前中で2件あがっている。
その中にスペインからやって来てパラグアイでアルパ奏者として活躍するニコラス・カバジェロの記事があったが、実はボクがギターを習いたいと言ってほんの少し教えてもらった先生だ。
http://www.abc.com.py/edicion-impresa/artes-espectaculos/el-paraguay-es-una-tierra-de-talentos-426318.html
多忙な方なので3〜4回来てもらっただけで、なかなか足を運んでもらえなくなり、そのままになったが、こうして新聞社の記事で見ているとかなりの大先生のようで、まぁよく部屋まで教えに来てくれたものだと思った。
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世界フェスの旗前で市長から表彰されるIsmael |
http://www.facebook.com/pages/6to-Festival-Mundial-del-Arpa-en-Paraguay/268506209833149