2011年11月19日土曜日

記念オブジェ完成/Se ha acabado la monumento.

ボクのデザインした木と鉄とブロンズ製のモニュメントが・・まだプレートはできていないけれど少しずつ出来て来ていたモニュメントが・・一応の完成を見た。
パチパチ・・。

最初のスケッチからずいぶん掛かった割に最後は駆け足だったけれど、まぁできたのでよしとしよう。
出来上がりは決して満足できる品質では無いが、デザインや図面以外、自分ではなにもできなくてお任せだったから、今の立場ではよくできたというべきだろう。

さっそく写真を撮ったが、きれいな銘板プレートをはめ込んだ暁には、もっと見栄えがするはずだ。
校長先生は、卒業式の際には下からスポット照明を当てようと提案してくれた。

しかし、何はともあれ約束の卒業式までに出来て良かった。
卒業式は12月中旬だが、授業は実質11月中なので、ギリギリ間に合った格好だ。
でも銘板は月をまたぎそうだなぁ。
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少し説明すると、ベースは五角形にした。
五角形は、黄金比を持つ図形として知られるし、五大陸を表すことができるのでバランスした平和な世界を表現したつもりだ。


樹々に囲まれたモニュメント
そして、世界の上に立つ鉄の部分はパラグアイの楽器アルパの形をしていて、パラグアイを象徴した。
そこにぶらさがっているブロンズパイプはアルパの弦を表現しているが、中に鉄製の重りが入っていて風の強い日には音が鳴る仕組みになっている。
音はドミソドのメジャーな和音が鳴るように設計上は長さを調整したが、実際の作業で長さが少し変形されてしまったので、ちゃんと和音も出ないし、せっかくブロンズパイプを自前で買って提供したのに、中の重りはありあわせの材料を使ったらしく、大きすぎるし形も悪いので、いい音で鳴らないのが少し残念だ。
その鉄のプレートは2枚あるが、もたれあっている形にして日本とパラグアイの二国の親交や友情を表現した。

オブジェ越しに青空を見上げる
上に乗った木の部分は、昇竜のように未来へのめでたさと幸運の象徴として、日本の「こいのぼり」を表したつもり。
この木の形も、ありあわせの材料を使うべく変化してできて来てしまったので、あまりダイナミックな形にはならなかったが、なんとなく雰囲気は出ていると思う。

なにはともあれ、充分に言葉も分からない中よく出来たものだと思う。
もう意思の力しかなかった。
どんな作品にせよ、いい記念になった。

またここに来ることがあれば、見ることができると思うと、足跡を残した心境だ。
協力してくれた先生方に感謝したい。

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