2012年5月25日金曜日

再びスペイン語に向き合う/Hago frente a idioma español una vez más.

雨の日の学校。ネコが建物に入りたそうにしていた
パラグアイにいられる時間も残り少なくなってきた。
そして仕事上もプライベートでも、残された期間ではやり遂げるのが難しく思えることが多くなって来た。

当初から思っていてできていないことの最大のものは、悲しいことに分かり易い「スペイン語力」だ。
2年も住めば何もせずとも、そこそこできるようになるだろうと高をくくり、他の方々が先生を頼んでちゃんと努力しているのを尻目に、日々の生活の中でがんばって来たけれど、きちんと勉強しなければやはり向上しないものだ。

たいていのパラグアイ人は優しく、こちらが外国人だと分かるとなんとか理解してくれようとするので、単語だけでしゃべっても通じてしまう。
だからそれに甘んじて、文章力が向上しないのだ。

同僚は特に優しく自分がしゃべる時、ボクに分かるように動詞の原形等を示して、理解できるようにしゃべってくれるので、コミュニケーションが取れることに安心してしまっている。
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4月ある日のアスンシオンのセントロ風景
そして、ボクは最近これではいかんと今更ながら日本から持って来た参考プリントを開いて毎日30分の勉強を日課にしている。
すると一度覚えていたものも、すっかり忘れてしまっていることに気付かされている。

知ってたはずの表現がすっかり頭から飛んで、即席で使っていた単語しゃべりが身に付いてしまっているようだ。いかんいかん・・。
勉強の「弊害」で最近はちゃんとしゃべろうとするので、積極的な働きかけまでできなくなって会話に消極的になっている始末だ。ああ・・。

知っている単語の数はあきらかに多くなっているし、聞くのにもしゃべるのにも随分慣れたと思うけれど、文章力としてはむしろ落ちているようだ。
この日課を最後まで続けて、帰るまでにはもう少しましなスペイン語をしゃべっていたいと思うこのごろ。
せっかくのパラグアイ暮らしを、有意義に終えるためにも必須のことだと心して取り組もう。

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