最初の蒸気機関車が保存されている |
1日目はアスンシオンの中心である英雄廟(El Panteón Nacional de los Héroes)を観て、その公園辺りをぶらぶらし、昼食を摂って、スーパーで買い物をしただけだった。
翌日は、ウルグアイ公園(Plaza Urguaya)の横にあるIPA(パラグアイ手工芸協会)の販売所へ行った。
http://www.artesania.gov.py/
イタグアのニャンドゥティや、ルケの銀細工に始まり、民芸服のアオポイや木彫、陶器、革細工、金属工芸まで、一応パラグアイのすべての工芸品を網羅している。
直売所の2階には、文化教室もあり、次代を担う作家を育てる試みもされているようだ。
客車でくつろぐおっちゃん達 |
パラグアイは、南米で最も早く鉄道が開通した国だ。
ここでは文書や写真、グッズから車両そのものまで古い鉄道資料を展示していて、プラットフォームでは発車の鐘を鳴らすことが出来る。
英国製だと思われる車両は、豪華な寝台車と食堂車で、中に入って自由に座ったり、触ったりできる。
長いプラットフォームに沿った建物自体も素晴らしく、アスンシオンのランドマークのひとつにもなっている。
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フェンスの付いたウルグアイ公園 |
そして、この公園で暮らしていた浮浪者家族はすっかりいなくなっていた。
どこに行ったんだろう?
そうだ。
あの僕たちと一緒に楽しく歌ってくれた子供達も、どこに消えたんだ!?
川沿いの警官も近づけないというスラム街に戻ったのかな?
確かに、浮浪者家族に占領されている公園は一般市民が、特に観光客が気楽に入れる雰囲気では無かった。外国人が殺されたというニュースも飛び交って、夜は危険な場所だと言ううわさだった。
こうしてフェンスが張り巡らされた公園は安全そうで、市民がくつろげる雰囲気になっていた。
同時に3軒ある本屋の一店舗も改修工事をしており、来年にもきれいになって、鉄道博物館もあるし、数年後には文化的な匂いのするきれいな公園に姿を変えているんだろうか?
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バーから観た大統領府 |
復元家屋のアスンシオンの歴史が分かるギャラリーを見ていたが、ふとパティオのようなものを発見し、行ってみると大統領府が望めるいい雰囲気のバーがあった。
前にポスターで見たことがあったバーだ!
なんと月〜土の夜1時まで営業しているらしいから、便利だ。
食べ物もちゃんとあるし、これは今度誰かパラグアイに遊びに来た時に連れて来てやろう。
それから僕たちは、セントロのなんだかやたら流行っているレストランで昼食を済まし、病院へ行かなくてはいけない知人のために戻って来たが、アスンシオンにはなかなか面白い場所がまだ隠れているなと感心したり喜んだりした日だった。
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観光ついでに独立の家(Casa de la Independencia) |
やった。
その後、気になっていた前述のマンサナ・デラ・リベラ文化センターのバーへ夜になって出掛けた。
想像通り、大統領府がライトアップされていて、音楽も控えめで話し易く、さらにいい雰囲気だった。
大統領府にコウモリがキィキィいいながら群れ飛んでいたのにはびっくりしたけれど・・。
まだまだ新しい顔を見せてくれるアスンシオン。
残りの日々も発見の連続で楽しませてくれそうだ。