3月11日のパラグアイの新聞から震災記事 |
1年前、日本時間午後2時46分に大きな地震があった日だ。
こちらでは同じ日の未明ということになる。
1000年に一度という歴史的な津波が、太平洋からやって来て、東北地方をなぎ倒した。
2万人とも言われるたくさんの人が亡くなり、福島の原子力発電所が爆発し原発神話を崩壊させた。
今もその傷跡が残り、被災者と呼ばれることになった多くの人達がいる。
故郷に帰れなくなった人もいる。
追悼式があちこちで開かれ、反原発デモが行われているという。
天災と人災と。
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去年のこの時期は、ここパラグアイでもチャリティコンサートや集会での黙祷があちこちで行われていた。
新聞を見てみたら、JICAのセミナーが明日から5日間ほど行われるという大きな広告や、大規模な携帯電話会社主催のロックコンサートの2面見開き広告の後のほうのページに、写真のような1ページの記事があった。
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忘れないでいることが求められているという。
でも、忘れるはずが無いと思う。
ただ「天災は忘れた頃にやってくる」という言葉があるから、100年も経って今生きている人達がみんな消えたら忘れ去られるんだろうか。
黙祷。
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