折り紙はパラグアイでは今やポピュラーなもの |
折り紙はもう定着していて喜ばれないと聞いていたので、新鮮だった。
今度は違う折り紙も紹介したいが、できそうなのは手裏剣や帆掛け船あたりで、びっくりされるようなモノを知らないので残念だ。
そのかわりと言ってはなんだが、茶道や合気道など、他の日本文化を紹介してやろうと思う。
合気道は一部によく知られているが、まだまだ知らない人が多い。
同じシニアの仲間で合気道の先生がいるので、また習いに行って小出しにして見せてやろうかと思う。
茶道は日本パラグアイ文化センターで、やはりシニアボランティア仲間が教えているので、連れていってあげたいものだ。
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アスンシオンに茶室があるなんて! |
なるべく簡単にしたいが、おそらく50ページ近くになるだろう。
茶道の動きはビデオのほうが断然分かりやすいから、ビデオにしたほうがいいと薦めているが、とにかく先に本を作ることになった。
今、第一回の簡易な作法の撮影を終えたところだが、写真を整理したくらいで、これからあと2つの作法を撮って、ふくさのたたみ方など共通した基本事項と、道具類を撮って、写真に解説を付けてもらって、レイアウトして校正してもらって・・と長い道のりが待っている。
今回はカメラマンも使わず、ボクが一人で仕事の合間にやっている形だ。
だが着物の似合うパラグアイ美人のお弟子さんが、ちゃんと着付けて、熱心に取り組んでくれるので気を抜けない。
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表千家はここまで泡立てず、池を作るのだとか |
お茶自体は体や美容にいいとされているので、味も好きだし、やれるもんならやりたいが、姿勢が良く無いとダメだから、腰が悪くてすぐだらけた形になってしまうボクには向かないようだ。
とにかく飲む方だけは恥をかかないようにと、やり方を教えてもらったので、忘れないうちにここに書いておこうと思う。
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・茶菓子があれば先に食べておく。
・うつわが前に出されるので、相手に「いただきます」と礼をする。
・順番が前の人に礼をし、後の人にも「お先に」と礼をしてから器を手に取る。
・正面がこちらを向いて出されるので、それを避けて45°を2回で90°右にまわす。
・何回かに分けて飲み干す。
・口を指で拭きとる。
・お茶菓子の紙などでその指を拭く。
・45°を2回で90°左にまわす(元に戻って正面がこちらを向く)。
・茶碗を置き、正面から眺めて相手の心遣いを慮る(軽く持ち上げて銘などを見ても良い)。
・180°回転させて、正面を相手に向けて返す。
・ごちそうさま替わりの礼をする。
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だいたいこんな感じだったと記憶している。
裏千家で表千家のやり方でやっても、その逆でも問題は無いという。
写真を撮りに行ったついでにお茶もいただいたのだが、美味しくて2杯いただいた。
眠れない人もいるというが、ボクは大丈夫みたいで、いくらでも飲めそうだ。
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買った道着の帯。すごく細い。ブランドはTKO。 |
本場の京都に住んでいた時も、自分で茶葉を買って自己流で淹れて飲んでた程度だ。
合気道もそうだし、人は外国へ行って自国を知るんだなぁ。
今頃それを知るなんて遅すぎ!?
いやいや、なにごとも遅すぎることなんて無い。
やりたい時がやり時だからな。
日本に帰ったら合気道を続けたいと思うが、忙しい日本の職場で果たしてそんな時間の余裕があるんだろうか。
時間泥棒に取られた膨大な時間を、少しでも取り戻さなきゃ・・。
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