2012年4月13日金曜日

夏時間が終わった。/Tiempo verano terminó.

夏時間が7日に終わり、8日の日曜日0時から日本と13時間差になった。
http://24timezones.com/
地球の朝と夜は当然、太陽でできる。
当たり前だが、こうして地球の裏側にいると変な感じだ。

ネットで日本と話すと、まったく時間感覚がおかしくなる。
今は朝なの?夜なの?って、同じ時間に生きているのに不思議だ。
これまでボクは日本からほとんど出たことが無いし、こんな遠くまで来たことが無いので、よけい不思議に思うんだろう。

アスンシオンは西経57.38°で札幌が東経141.35°。
足すと198.73°という差で、15°が1時間に相当するから計算上は13.25時間差だ。
それに地球が球体のせいで、198.73°が180°に近いので夜昼真逆だ。
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Catedral Metropolitana de Asunción
おまけに今は、パラグアイは秋で、日本は春。
地球の地軸が約23°傾いていることで太陽からの距離に差が出て、季節まで真逆だ。

アスンシオンは南緯25.17°で、札幌が北緯43.05°。
地球の傾きの緯度23°が一番太陽に近いと考えると、アスンシオンは札幌より18°ほど太陽に近いから、その分暑いのか?
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いやいや、さらに太陽からの距離の問題がある。
公転は楕円を描いていると聞いたことがある。
日本の夏時とパラグアイの夏時はどっちが太陽に近いんだろう?

これについては、ネットで詳しい説明を見つけた。
http://phys.slge.u-tokai.ac.jp/cai/2003f/pub/07_returnornotreturnWeb/HTMLLinks/index_14.html
佐藤実さんという東海大学の先生が書いてる。

やっぱりパラグアイの夏時は、日本の夏時より地球400個分の500万kmも近い。
太陽からの放射が、3.3%ほど多いという。

アスンシオンの年間平均気温は22.8℃。
http://www.tutiempo.net/clima/Asuncion_Aeropuerto/2011/862180.htm
札幌の年間平均気温は8.9℃。
http://www.sweb.co.jp/tenki/record/kikouhyou1.html

気候や自然環境なども考慮しなきゃないから、太陽からの距離の問題だけで片付けられないけれど、こうしてみると太陽はすごいエネルギーを持っているなと思う。
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月曜はブルースライブのBar904の昼景
気候だけじゃなく、よく日本のことを聞かれるので、日本にいる時より日本を気にしている。

先日も、ある港近くの良さげなBARにいたらオーストリア、ノルウェー、アルゼンチンと出身国が国際色豊かな人々から口々に「日本は大地震の影響はもう無いのか?」と聞かれた。
「残骸も放射能汚染もまだまだある」と答えたけれど、復興と呼ばれる時期はいつ終わるんだろう?

まだ余震が続いているから福島原発も本当にもう落ち着くのか怪しいし、家族と仕事と家を同時に失った人達はこれからどうして暮らしていけばいいのか・・。
ただでさえ景気の先行きが見えない就職難の時代に、被災した数多くの人達は将来をどう見据えればいいのか途方に暮れているに違いない。

それよりボクは日本に帰って大丈夫なのか・・。

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