この7月9日からEXPO 2011が始まった。
アスンシオン空港に近い動植物園を少し行ったところにあるEXPO会場で。
[入場料は15milGs(約300円)]
ほんとかうそか約30万人が訪れるそうだ。
招待券をもらったこともあり、昼2回(月・土)と夜1回(火)行ってみた。
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昨日の土曜は、朝から行った。
広い緑がきれいなサッカースタジアムのような場所で、なにか式典のようなものをやっていた。
整然と並んでいる奇麗に飾られた馬や牛やヤギの姿も見える。
カウボーイやカウガールの姿も見える。
あのカンバ・クアの人達やインディヘナの人達も民族衣装を着て集っている。
それを見て「面白そうだ」と座席を確保した。
ところが、冬なのに30度越えの暑い日差しの中、じっ〜と待っていたのに延々と演説ばかりで一向にイベントが始まらない。
時折拍手や「ビバ・パラグアイ!」というシュプレヒコールが起こって、みなさんなかなかに盛り上がっている様子だったが、我々はスペイン語の意味がよく分からない。
参加している動物達も難がり始め、小さな子供が泣き始め、30分近く経って僕らもとうとうガマンできず席を立った。
僕らは途中から聞いたから、きっと1時間以上しゃべってたんじゃないかな。
何回か集会やコンサートで同じように長い演説に参ったことがあったから、パラグアイの人たちは本当に演説好きなんだなぁ。
帰りがけにカンバ・クアの人に何時に演るのか聞いたら、大きく両手を広げていつか分からないと嘆いていた・・・。
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それから場内を一回り。
メインは農業牧畜関係で、たくさんの牛や馬やヤギや羊、関連する製品等が展示販売されている。
もちろん、花卉などの生産品や蜂蜜などの二次加工品も多く販売されていて賑わっている。
目立ったのは革製品でアルゼンチンからも出展があり、なかなかパラグアイでは買えないような高品質そうなカバンや靴、衣類も販売されていた。
一角には、アトゥラの革製品やインディヘナの植物から編んだカバンやルケの楽器、銀細工などを展示販売するIPAの工芸家達の出展もあった。
そして、やはりというか、単に販売目的の特徴のあまりない市中と同じようなお土産屋さんも、たくさん店を連ねていた。
国ではなぜかオバマ大統領の等身大のパネルを入口に置いたアメリカと、きれいなテーマ模様をまとった台湾館、アルゼンチン館、韓国館くらいがあって、自国の商品を商談目的に簡単に展示していた。
そして農業関係に比べ面積は小さいが、工業製品や自動車メーカー、各種学校、家電製品、航空会社、衣料品メーカー等の展示があり、一応総合見本市の形を整えている。
(写真は航空会社のキャンギャル2人)
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それから、肉を食わせるレストランが多数!ほんとに多数。
我々はロミートと呼ばれるナンのようなものに豚鶏肉をはさんだアラブ料理を食べた。
もちろんビール付き。
(写真は別の日に食べたParrilla)
そして音楽!
全体としてはボンボンとベース音が鳴り響くうるさい会場だった。
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まぁあまり見る所も無いものの、年一回のことなので機会があれば来年また来ようと思ったこのEXPO。24日の日曜日までなので、全部で2週間。
夜に来た時は、夜10時前でも続々人が訪れていた。
駐車場のにいちゃんにいつまでやってるのか聞くと、「12時までだけど、客が居ればもっと遅くまでやってる」とのこと。
パラグアイらしいいい加減さです。
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さて、今日は昨日の暑さの反動か土砂降りの日曜日となったので、どこにも行かないで家で過ごした。
午後3時からはコパ・アメリカ準々決勝のパラグアイvsブラジル戦を、ビール飲みながらテレビで見た。
そして・・・あのブラジル相手に守りきってPK戦で勝った!
数日前のウルグアイを見るようだった。
戦術を参考にしたのかな?
これで準決勝進出だ。
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そして!!!
女子ワールドカップで、なでしこジャパンがアメリカに初めて勝って優勝した!
勝ち方もすごい!おめでとう!!!!!
震災の日本に最も大きな元気をくれた。
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