2011年8月18日木曜日

アスンシオン建立記念日/Día de la Asunción

15日の月曜日はアスンシオン建立記念日で、今年は建国200周年という節目の年でもあるので、あちこちで様々なイベントが、前後日に行われていました。
おなじみのパレードや国内ミュージシャンによるコンサート、詩の朗読会などがセントロや各ホールで行われていたようです。



ボクは結局、セントロのパレードと開港イベントのフェリアを見たのと、クラシックコンサートとバレー観劇に行きましたが、なかなかパラグアイでは味わえないような刺激的なイベントの連続でした。

クラシックコンサートは、建国200周年イベントとして世界中の若い音楽家を集めたミュージックキャンプの成果披露の場らしく、国内各地で10公演をこなした一環でした。
出身国もさまざまなので、スイスホルンや中国の歌、欧州や南米の曲、もちろんクラシックの名曲に、アルパをフューチャーしたご当地パラグアイ曲など多彩に演奏されました。


ボクの耳からすると彼らは大変に上手な上に楽しげで、大満足どころか、フルオーケストラの演奏は子供の時以来で、ほぼ初めてとあって、感動さえして聴かせていただきました。

会場となった市立劇場も少し古いもののなかなか立派で、客席が4段になっています。
超満員で、僕らは3段目の前のほうで聴きました。

この劇場ではバレーの「ドンキホーテ〜ラマンチャの男」も見ましたが、こういうクラシカルで豪華な演目はやはり、こういうホールで観るとなお栄えます。

バレーも初めて見るので感激の連続で、次から次へと現れる華やかな衣装や舞台芸術に、いちいち感嘆の声を上げていました。

セリフの無い劇なのに、体の動きだけでパントマイムのようにすべて分かってしまうのも感心しました。
音楽が生演奏で無かったのが残念だったのですが、クラシック音楽に乗って踊る素晴らしい姿に、そんなことはすっかり気になりませんでした。

しかも、どちらもなんと招待制で無料!
おかげで、日本でも見たことがない良いショーを見せていただきました。

パントマイムといえば、その前にはおなじみスペイン文化会館で欧州の匂いのする舞台も観ました。
文化度が低いとばかり思っていたけれど、なかなかやるなぁ、パラグアイ。
まだまだ楽しませてくれそうです。




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