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日本展のチラシ |
日本パラグアイ文化センター(CPJ)で、10月最後の金土曜に「日本展」があった。
イベントは土日が多いのに、なんで金土なんだろう?
主催は日本大使館と、日本都道府県協会連合会というような名前(La Federación de Asociaciones de Prefectura del Japón)になっている。
なにか主催者の都合があったのだろう。
ボクは土曜日に、ほぼ最初からの10時ころから行ってみた。
暑い暑い土曜日で、きっと40℃超えをしていたはずだ。
パンフの裏書きには、北海道、岩手、秋田、宮城、群馬、岐阜、新潟、三重、京都、大阪、島根、徳島、香川、高地、福岡、熊本、鹿児島、長崎の記載はあるが、出品ブースはもっと少なかった。
チラシの出展ブース配置図を見ると、北海道、岩手、群馬、新潟、徳島、香川はあるが他は無く、逆に東京、千葉、兵庫、滋賀、広島がある。
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会場のCPJ。日パアスンシオンの旗がひるがえる |
う〜ん・・裏書きのほうはお金を出した自治体で、出展しなかったところもあるという意味だろうが、出展しているのに裏書きが無いのはどういうことなんだろう?
主催者の事情は知らないが、分かりにくい表記の仕方だ。
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会場は暑い日だったのもあって、全体にお客さんが少ないように感じた。
昼など、閑散としてスタッフの方が多い印象だった。
少し前に行った日本語学校の盆踊り大会が人が溢れるほど盛況だったので、よけいそう感じられる。
でも、これは広報力の差もあると思った。
ボクのいるホテルにも盆踊り大会のポスターがあり、あちこちから一緒に行こうと声があった。
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賑わうJICAブース |
それに比べて今回はたまたま知って目的があっていったものの、どこにもポスターは見なかったし、ネットでも告知を見なかったし、集まった人はどうして知ったのかボクは不思議なくらいだったから。
JICAブースの折り紙や書道の名前を漢字で書くサービスや、着物の着付けは無料なこともあって午前中盛況だったが、他のブースは暑い中ヒマそうにしていた。
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さて、ボクは会場の賑やかし+Artes Gráficas科の宣伝も意味も兼ねて作った立体ハガキの市場調査目的で行った。
というのは学科のプロモーションと学費稼ぎに学校外部で展示会をやる計画をしていて、そこにボクの作った立体ハガキを出展しようと思っているからだ。
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展示していた立体ハガキ |
今回は「折り紙建築」という親しみある名前で、同僚の作ったモノクロ建築を1mil、ボクのカラーアスンシオン名所建築を3milという原価価格で試験的に販売してみた。
少しの金額でも、売らなければ本当に欲してもらってるか分からないからだ。
本番のフリーマーケットでは5milで売りたいと思っている。
そのときはレーザープリント出力で、抜き型できちんと抜いた本格的なものを売る予定だ。
学校では他にもTシャツやノート等、着々と準備を進めている。
今回は結果的には30mil程度売れただけだったが、売れたことで次の展示会への自信となった。
しかし製品としてきちんとしたものにして本番を迎えたいが、港のフリーマーケットは担当者が変って、前のような毎週定期開催ではなく、いつか分からないほどの不定期開催で、おまけに今回の担当者は前の担当者のように我々に好意的に接してはくれないので、本当に開催できるのかどうかまだまだ不安だ。
他の場所も探したいが、学校で出展できる場所がどこにあるのか検討も付かない。
今週中には結論を出したい。
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日本の伝統的な踊りなんかも紹介されました |
話しは戻って、「日本展」はパティオを使って各地の踊りや琴や太鼓の演奏なども行われていたが、あまりの暑さに可哀想な感じだった。
出店していた友人も売れ行きはさっぱりだったと言っていた。
我々は午後3時ころ会場を後にして戻って来た。
そして日本人の知人宅で、夕食をごちそうになりいろんな話しをした。
ギターも持って行ったので、賑やかしの歌をみんなで歌ったりして楽しい時間を過ごした。
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同時刻にはアスンシオンの2大クラブチームであるセロ・ポルテーニョとオリンピアの今年最後のクラシコ試合が行われていたが、知人宅では放送していたテレビ局「ウニカナル」はアンテナの関係で映らないので見れなかった。
結果は、セロの4対1での勝利だったという。
ボクがパラグアイにいる期間では最後の試合なので、応援していたセロが勝って大変にめでたい気持ちになった。
学校の同僚は、彼の兄の家で家族ぐるみで観戦して、叫びに叫んで喜んで暑さでビールも飲みに飲んで勝利を祝ったという。
月曜日に会ったら、まだノドが痛いと言っていた。
(この土曜日にちょうど開催されていたマラソン大会でも、暑さのために6人が病院に収容されたようだ)
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まったくパラグアイの人たちはサッカーが好きだなぁ。
ボールひとつでできる気楽さが普及の理由なんだろうけど、まるで政治問題を語るように同感覚でサッカーの話しをするのは面白い。
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部屋からの満月 |
アルゼンチンチームとセロがアスンシオンで戦ったときは、アルゼンチンのファンが負けた事に怒って、セロの施設を破壊し、周辺の車を壊し、商店まで襲って、警察が大勢出る騒ぎになった。
前のブラジルチームとの試合の時も、相手ファンは勝ったくせに暴れて帰ったから、少し暴れることが常態化しているのかな。
でも・・帰国したらもうセロの試合をセロのスタジアムである通称「La Olla(鍋)」で見れなくなるのは悲しいなぁ。
そういえば今日は満月だ。
少し寂しく部屋から月見をしよう。