2012年6月16日土曜日

日本語の歌詞をスペイン語で表記する/Cómo escribir los sonidos de idioma japones

本文と関係無く教室のデング熱注意張り紙
パラグアイ人の知人が「日本の素晴らしい歌を知っている。自分でも歌いたい」というので、「どんな歌?」と聞いてみたら、「君こそいのち〜♪」とワンフレーズだけ歌ってくれた。
なんでも昔世話になった日本人が歌っていたのだとか。
聞いた事があるけどかなり古い歌だぞと思いながら、「調べて教えてあげる」と言うと、「プリーズ!」となぜか英語で嬉しそうにお願いされた。

それで家に帰って「君こそ命」というフレーズからネットで探すと、どうやら川内康範+猪俣公章コンビが書いた「君こそわが命」という1967年の歌だということが分かった。
歌詞はネットで探すことができたし、音階もYouTubeで調べたら‪水原弘から始まり‪石原裕次郎‬、‪前川清‬、氷川きよし‬、坂本冬美あたりまで出て来て、すぐに分かった。
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また関係無く、元劇場というアスンシオン税務署
ではすぐに教えてあげようと、歌詞をローマ字に直して書いていたら、スペイン語圏の人向けには表記が難しい音があることに気が付いた。
たとえば、「汚れ汚れて傷ついて〜」の「よ」や「ず」とか、「信じてた〜」の「じ」とか・・。

「Yo」「Zu」「Ji」と書くと、パラグアイではだいたい「ジョ」「ス」「ヒ」みたいになる。
「YogoreYogoreTe Kizutsuite〜」や「Shinji te ta〜」のままだと、「ジョゴレジョゴレテ、キスツイテ〜」や「シンヒテタ〜」と読まれそうだ。
困った。
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それで、早速学校で同僚に聞いてみた。
すると、「io」「szu」「szi」と書いてくれたら読めそうだという。
なるほどね。

ついでに、気になる他の発音も聞いたので、この日記に記録のために書いておこう。

ヤ ユ ヨ = ia iu io
ザジズゼゾ = sza szi szu sze szo
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ガギグゲゴ = ga gui gu gue go
キャキュキョ= kia kiu kio
シャシュシェショ= sha shu she sho
チャチュチェチョ= cha chu che cho
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ニャニュニェニョ= ña ñu ñe ño
ジャジュジェジョ= ya yu ye yo (szia sziu szie szio)
ギャギュギョ= guia guiu guio
ピャピュピョ= pia piu pio
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ハヒフヘホ = ja ji ju je jo

これでスペイン語圏の人、少なくともパラグアイ人向けの、日本語表記はこわくない!

2 件のコメント:

Aya さんのコメント...

こんにちは。 突然のメール失礼いたします。

私は、今年大学を卒業し、社会人一年目の大阪在住の佐藤と申します。
幼少時より外国で生活をすることに憧れ、現在その夢を実現させるべく、試行錯誤の毎日をおくっております。
小田様のブログを拝見させていただいたきっかけは、現在アルパというパラグアイの楽器に魅力を感じ、調べていた折、ブログ村にて拝見いたしました。
私は、様々な国で生活をしたいと思っているのですが、そのためには職が必要です。現在、就労ビザの取得が厳しくなる中、現地で仕事を一から探すのは至難の業なので、場所を問わずにできる仕事とはどのようなものがあるのか探しています。
グラフィックデザインの関係は私は全くの素人ですが、グラフィックデザインの分野での仕事は、国内外場所問わず、仕事をするのは可能なのでしょうか?
もし、ご迷惑でなければ、外国での生計の立て方の仕組み。その分野での実際の業況。仕事のもらいかたまたは、生み出し方など少し教えてくだされば幸いです。

突然のメールで失礼いたしました。
小田様のブログは毎回写真付いていて、とてもパラグアイの雰囲気が伝わってきて、見るたびに行きたい!と思わせてくださいます。
これからも、拝見させていただきます!

佐藤 綾

Akita さんのコメント...

佐藤様
コメントありがとうございます。嬉しいです(^_^)。
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さて日本からの移住者は最近どんどん増えていて、先日もWEB旅行社のご夫婦とPuertoAbiertoのイベントでご一緒しました。
最近では整体師グループが来られたという事だし、彫師の方も9月に来られるし、様々な職業の方が来られています。

日本の職人さんは腕がいいので、どこでも重宝がられると思います。
確かにグラフィックデザイナーも世界中にいますね。
パッケージデザイナーとか工業デザイナーが中心だと思いますが、きっとセンスとアイデアが勝負ですね。
ちなみにパラグアイのちゃんとしたデザイナーはなぜか大卒ばかりのようで一度話しを聞きたいのですが、コネクションが無いのと言葉が不安なのとでまだ事情を聞けてません。もしインタビューできたら、このブログにすぐ書きたいと思います。

それから食関係も世界中どこでもできると思いますね。腕のいい調理師さんはもちろんお好み焼き屋さんとかも比較的簡単に開業できそうです。
武道関係やアニメ関係もきっと世界中で人気あるんじゃないだろうか。

医者が一番重宝されそうですが、海外で独り立ちするまでには大変な道のりがありそうですね(^_^;)。でも国境無き医師団とかあこがれます。
大学では何を専攻されていたのか分かりませんが、結局は専門を極めるのが一番の近道のような気がします。
最近は海外に住みたがらない若者が多いというから、商社やメーカーの技術者、テクニカルサービスなどで海外派遣されるという手もありますよ。
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いろいろ書きましたが実際のところボクは今JICAにおんぶして来てるので、収入を得ることに関して詳しくありません。
そこで移住の話をしていると必ず出て来る保険会社の田中裕一さんという方のブログを紹介したいと思います。
ボクはお会いしたことが無いのですが、いろいろ日本からの移住をお世話されているようです。
ブログにはメールアドレスも載っていますので、一度コンタクトを取られたらリアルな話しが聞けると思いますよ。
田中裕一さんのブログ
http://www.mars.dti.ne.jp/~mitsui99/
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それからアルパですが、確かにパラグアイ独特の楽器で特殊な弾き方をしていますね。値段も意外に安いし、こちらでは学ぶのも安価なので、はるばる日本からもたくさん来られているようです。ボクが知る限りでは日下部由美さんという日本でアルパの先生をやられている方が、内山田ホテルを定宿に定期的に来られています。
日下部由美さんのブログ
http://www.qone.jp/arpa/
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もし、ボクにも他に聞きたいことがあればお気軽にメールを送っていただければ、分かる範囲でお答えします。
medeskiat@gmail.com
それはだらだらと失礼しました。この辺にしときます。

小田晃孝