Asunciónから車で約1時間強、Atyra(アトゥラ)の街に行った。
知人のギターマスターの車に乗っけてもらって。
アトゥラはパラグアイ一美しいと言われている街だ。
教会の前にはゴミ問題に取り組んでいるグループの啓蒙看板があったし、路上にはゴミがひとつも落ちていない。
いつも、アスンシオンのゴミゴミした環境で暮らすボクにはウソのようだ!
小学校でギターを弾いて日本の歌を披露した。
この地で活動する青年海外協力隊のYukoさんの職場だ。
3人でバンジョーとギター、ピアニカの組み合わせでなかなかいい感じだったが、なにより子供達がとても喜んでくれたので、とても嬉しかった。
目を輝かせていいノリで盛り上がってくれ、全員に笑顔があふれていたので、写真を撮らなかったのが悔やまれるほどだ。
もともとパラグアイは音楽に関して寛容で、路上で歌っていても、お店の中で歌い始めても、学校や職場で音楽をかけても、週末の夜中のパーティーで大音量で音楽が流れていても、誰にも文句を言われない。
むしろ音楽が無いのがさびしいようにさえ見える。一度お店で歌っていたらビールをごちそうになったことがあるくらいだ。
おしまいの挨拶がおわった後、お返しに子供達が元気いっぱいに歌を歌ってくれた。
・・・しかし、メロディが無かった*_*;・・・強弱だけだ。歌に聞こえない。
何かの朗読かと思った。
でも、どういうことだろうって考えた。
音楽があふれている国なのにメロディが無いなんて。
子供達は楽譜を読まないとYukoさんが言う。
そしてアトゥラの街は静かで、あまり音楽が流れていなかったから、もしかしたらこの街の子供はあまり日頃音楽を聴いていないのかもしれない。
ーーーーー
静かなアトゥラの街の丘の上に登った。
雄大な景色が広がった。
街が樹々にすっぽりと隠れ、向こうに緑豊かな地平線が広がる・・・。
素晴らしい。言葉を失う。
近くのレストランでコーヒーを飲んだ。
ゆっくり静かに時間が流れ、とても落ち着いた。
パラグアイに馴染んでいたので気づかなかったけれど、日本人は清潔で静かなところが好きなんだなと思った。
また来たい街だった。
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