5月最後の日曜日は、鉄道駅跡で行われているブックフェアに行った。
200周年記念行事の一環らしいが、独立記念日直後の19日から始まり6月5日までだというから、17日間に渡る催し。
1990年代まで使われていたという古い鉄道駅そのまま全部が会場だ。
いつも展示されている汽車も客車もそのままに、プラットフォームの高さに全部板を渡して平らにして、所狭しと30件あまりの本屋が大集合していた。
駅の前には消防隊もいて、おまつり騒ぎだ。
ブックフェアだけにしては大掛かりだと思ったら前のウルグアイ公園で高校生のバトングループの集まりをしていた。
(ちなみに消防隊には2種類あって、これは黄色いボランティア隊のほう。消火栓まで2種類あるのには驚かされた)
きっとパレードに繰り出す準備だろうと思われたが、何校もの生徒達が集まって、それぞれのユニフォームを着て、公園全体がなかなかに華やかな雰囲気。
そこに警察の騎馬隊まで現れたので、気付いた高校生達は我先にと記念撮影を始めた。
集まった家族の子供達目当ての風船売りまで現れて、本当にお祭りのような雰囲気に包まれていた。
結局、数多くの本を見たもののブックフェアではスペイン語の本ばかりだし欲しい本も無かったので、何も買わず。
「AMIGURUMI」という日本語のタイトルがついた、まさに編みぐるみの作り方が載った写真集が売っていたのには興味をそそられたが、よく考えれば日系人の多いパラグアイのこと、驚くことはない。
結局、帰りに読書心が湧いて、本が所狭しと並べられた古本屋に寄ったりしたものの何も買わずにホテルまで帰って来た。
この日は夜、韓国焼肉店に行って久々に焼き肉を食べた。
パラグアイには、アジア人では韓国人が2万人ほど住んで居て最も多いと聞くし、日本料理店は数件しか無いのに比べ、韓国料理店はたくさんあって、この日のお店もお客さんは韓国人ばっかりだったような・・・。
歩いてると「アンニョンハシムニカ」とか声かけられるし、レストランでも市場でも韓国人と間違われたし・・・まぁそりゃ区別がつくわけないか。
ここは同じアジア人として、知名度で勝るパラグアイのパワフルな韓国人に敬意を払おう。
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