2011年6月6日月曜日

アスンシオンの朝焼け

朝日を撮りたくて、早くにカメラを持って屋上へ出た。
寒かったが、きれいだった。

でも、思ったよりきれいな朝日では無かったので、また撮り直ししたいけれど、とりあえずアスンシオンの朝陽です。

アスンシオンは、高いビルから見ると全体がすぐ見渡せるくらい狭い。
街の端を過ぎると、すぐにチャコ地方と呼ばれる自然地帯が広がっている。

街の外れには、川沿いを中心に貧しい人達の雨露をしのぐだけのような家々が連なり、警察も入れないような狭い路地と危険が潜んでいるという。

確かにストリートチルドレン達を見ていると怖いときがある。
目が据わっていて裸足でいるような子が金をせびりに来るが、「無い」と言うと、ギロリとにらみを利かせて来る。
時にはそれは薬のためだったりするらしいので、大変危険だ。

この街に来て8ヶ月になるが、何度も金をせびられた。
まだ一度も危険な目には合っていないが、ナイフや拳銃を持っている連中もいると聞くので、ストリートチルドレンの問題は、この国最大の問題のひとつだろう。

日本語の歌をスペイン語に翻訳してもらったIVANの所属するSINAFOCALという政府組織は、ストリートチルドレンを学校に行かせるべく、親を就業させるために様々な職業訓練と生活費の助成を行ってるという。
とてもいいことだ。成果を期待したい。

そして、ボクにできることがあれば手伝いたい。
スペイン語能力を向上させて、もっと詳細にこの問題を知りたいと思う。

朝焼けに、そんなことを考えた今日の日曜日。
あと1年4ヶ月。ボクはどこまで何ができるのだろうか。

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