2012年9月14日金曜日

ワールドカップ2014南米予選を見る/Eliminatoria Sudamericana 2014 - vs Venezuela

今日は教育文化省のストとかで、学校はお休みモード。
早く帰って来たので昼からの約束の前に、先日9月11日の火曜日に招いていただいて行くことのできたワールドカップ南米予選観戦を記録しておこう。
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会場はパラグアイ最大のサッカースタジアム「Estadio Defensores del Chaco」。
対戦相手はベネズエラ。
2014年の開催国ブラジルを除く9国の代表で行われる南米予選。
南米だけあって強豪ぞろいだし、各国国民の関心も高い。

ここまで1勝しかしていないパラグアイ。
しかしホームでの試合だし、ベネズエラは前戦の絶好調アルゼンチンほど強くなさそうだし、勝たなければならない状況だし、さすがに勝つだろうと期待して出掛けた。

ファンも少しあきらめムードが漂い動員数も危ぶまれたが、行ってみたら満員のスタジアムだった。
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監督も、不評だったFrancisco Chiqui Arceから、絶好調だったオリンピアを率いていたウルグアイ人名監督Gerardo Pelussoに変っているし、ボクの好きなセロポルテーニョのジョナサン・ファブロの代表出場2試合目とあって、期待してもいいチームになっていると勝手に思う。

http://www.pelusso.com/(Pelussoのサイト)
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初めてのDefensores del Chacoスタジアム、初めての代表試合。
スタジアムに近づくにつれ、赤と白の代表シャツ集団、ドラムとキャンギャル集団、そして警官、マスコミなどで騒がしく、否が応でも気持が盛りあがる。

ハーフタイムのキャンギャル
空には、パラグライダー男がライトを光らせて舞っている。
早く入りたい!

しかし、入場制限が掛かっていて入るまでにおそらく30分以上要し、席に付くともう開始から20分ほど経っていた。
次からは2時間前には、着くようにしなきゃな。
つまり夕方早くからどっか近くのバルで飲み始め、1時間前には入場するのが正解だ。

遅れて入っても実際におなじみのユニフォーム姿のメンバーが走る姿を、ぎっしりとスタジアムを埋め尽くした約4万人のファンと一緒に見ていると、テレビとは違う生の迫力があって、雰囲気だけでも面白かった。
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意気消沈する試合後のチーム(ABCサイトから)
しかし試合自体は・・。
ファブロはいいパスを何回もゴール前に出していたが、選ばれた世界レベルのはずのフォワードはゴールネットを1回も揺らす事ができず、逆にベネズエラに2点取られて完敗だった。

ゴール前の決定的なチャンス機に入れる事のできないフォワード陣、逆にあっさりと点を取られるキーパーも含めたディフェンス陣・・これが本当にあの南米パラグアイの代表チームなのか?!

決してベネズエラチームが強いようには見えなかった。
むしろパラグアイ代表の不甲斐なさが感じられた。
負けただけでなく、次につながる気もしない。
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トーナメント順位表 (Wikipediaから) 最下位です・・
パラグアイは南米予選を戦う8チームのうちこれで7チームと当ったが、エクアドルからの1勝だけで、1勝1分5敗の成績で4ポイントのみで最下位(!)だ。

2013年10月15日のコロンビアとの最終戦まで、コロンビア初戦と各国との再試合の計9試合が残っているが、全部勝たないと厳しい。
(トップはメッシ率いるアルゼンチンで、これまで4勝2分1敗の14ポイント)。

パラグアイは残り全部勝っても、27ポイントプラスの31ポイント。
前回のワールドカップ出場時は、34ポイントだったと同僚が言ってたから、全勝しても届かない・・(^_^;)。

ファブロの初合流でワールドカップへ!そして日本と競って優勝目指せ!・・の夢は消えようとしている。
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戦略が無かったと、新聞でもたたかれているようだ。
http://www.abc.com.py/deportes/futbol/vencer-o-morir-449596.html
はぁ・・。

次の試合は、ちょうど1ヶ月後の10月11日コロンビア戦。
もはやポイントのことは考えず、将来への準備という意味で1戦1戦大事に戦略的に戦ってもらいたいものだ。

「さすがセレクション!」と言わせてくれ〜!
(でも、次も見に行きたいな)

※南米予選は開催地ブラジルを除く9カ国代表チームで争われ、上位4チームが本大会出場。5位チームはアジア5位と戦って勝った方が出場。

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