2012年9月15日土曜日

フラメンコの夜/Una Noche de Flamenco

なぜかパラグアイで初フラメンコ。迫力あるなぁ・・

フラメンコを見た。

もう帰国準備真っ盛りで仕事を終えてフリーの師匠に付き合っていただけたので、行く事ができた。

La Caferiaという日本パラグアイ文化センター(CPJ)のすぐ近くにあるレストランバーが、会場だった。
学校の後、CPJで茶道の冊子撮影をして師匠の家で休み、イタリアンレストランで夕食を食べ、ぼちぼち歩いて着いた。

ボクはフラメンコを観るのは初めてなので、なかなかの迫力で面白かった。
去年の今頃に観たアルゼンチン・タンゴは大規模なショーでアクロバチックなすごい迫力だったけれど、今回のスペイン・フラメンコは小さなカフェで間近に観れたので、また違った迫力があった

会場のRestaurante La Caferiaの客達
師匠が、スペイン南部コルドバのフラメンコに似ているという。
地方によって踊り方が違うらしい。

しかし、パラグアイでは様々なショーが観れる事に驚かされる。
それもほとんど無料で。
交響楽団もバレーもジャズもロックもブルースも、そして豪華なタンゴも無料で観た。

今回のフラメンコは15milGs(約300円)だが、かなり内容が濃かったので安いと思った。
ギターも踊りも上手かった。

すごく雰囲気出してたEmilio Paredesさん
ギターとボーカルを担当していたEmilioさんは、日本語を少し話せた。
帰りがけに親指を立てて「Muy Bien」と言うと、「ありがとう。私の名前はエミリオです」と言ったので、「私の名前はアキです」と答えた。
その後、まだ話したそうだったが、彼は誰かに呼ばれて「失礼します」と言って去った。

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ネットで調べたら、彼はEmilio Paredesと言いスペインやチリ、ブエノスアイレスなどでギターを学んだのだという。

まだ30歳だ。
(見かけはベテランっぽかったけど・・)

YouTubeのEmilioのライブ映像
CPJでのライブの映像もあった。
しかも、この映像のライブはボクも師匠も観ている!
前後にもたくさんミュージシャンが出て確かEUも後援していた、贅沢な無料ライブだった。

師匠が「観たことがある」と言っていたのは正解だったのだ。
La Caferiaでは毎週木曜日に演ってるというから、また観に行きたいな。
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ところで師匠とバーに向かっている時、日本語で「夏春秋冬」と書かれたレストランを発見した。

そこで師匠が面白いことを言った。
日本で、商売をやってる店には「春夏冬ニ升五合(にしょうごんごう)」とかつてよく書かれてあったと言う。
「秋無い升々半升(=商益々繁盛)」というわけだ。

なるほど。昔の人は面白い事考えるなぁ。

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