みんなが掃除する中、先生連中はやらないのでボクだけやるわけにも行かず、ボクも一緒にパソコンの前に座っていた。
先生達はそれぞれ気になることを調べたり、音楽を聴いたりしていたが、ボクはすることも無いのでメモリアル・オブジェの最後のパーツ図面作りや、同僚の息子のカード作りを手伝ったりした。
しかし、オブジェはちゃんとできるのか心配だ。
鉄の部分を担当していた日本人の仲間が急遽帰国することになり、今日になって一部分ができないと言うのだ!ええ!
どうなるんだ、いったい。
彼の同僚に頼み込んでやってもらうしかないな・・。
ーーーーー
右が発見した"ジョビ"。すごいぞ! |
外で掃除をしていた生徒達が何やら騒がしくなって、窓からボクを呼ぶ。
留守番がいなくなるので、急いでカギを掛けたりして行ってみると・・
小さな虫の群がる真ん中にコンクリートのフタ付きの穴があって、その中に蜂の巣があるというのだ。
つまりもう取り出してペットボトルを切った容器に入れられていて、みんなが直接指を突っ込んで、あるいはそのまま引きちぎってハチミツを舐めている!
蜂の巣自体を口に放り込んで、くちゃくちゃ食べているヤツもいる。
周りにはたくさんの小さな蚊のような虫が群がってわんわん飛びまくっていて、生徒達の体にまとわりついている。
うわ〜。
最初、ボクは蜂の巣だと分からなくて、またすっかりだまされているのだと思って「イヤだイヤだ」と食べなかったけれど、みんなが美味しい美味しいと自分でも食べてボクにも勧めるので、恐る恐る食べてみると・・確かにハチミツだった!!
これが"蜂の巣"。生徒らはこのままかじってた。 |
生徒達は口々に「これは高価なハチミツだ!」「地中に巣を作るこの蜂の蜜はなかなか取れなくて貴重なんだ」「(ボクは近眼なので)目に塗ると目がよくなるから塗れ」などとわめきたててはしゃいでいる。
効能が怪しいので目には塗らなかったけれど、きっと、この国でもかなり珍しい蜂なんだろうな。
ーーーーー
そもそもこれは蜂なのか!?
指にとまった貴重なハチミツを作る刺さない"蜂" |
蚊のように小さいし・・・。
刺さないのにハチミツを作ってくれるなんて、夢のように有益な虫じゃないか!
養蜂家が聞いたらびっくりするぞ!
きっと蜂を品種改良しても、そんなにうまく行かないよ。
なんでパラグアイに、それも都会のアスンシオンのエアコンの室外機の横の穴にこんな虫が自然に生息してるんだ??
実は日本人が知らない画期的な大発見虫なんじゃないのか???
虫の専門家に機会があれば聞いてみたいと思うが、ナゾだらけだ????
こうして書いていてもまだ半信半疑の今日でした・・(^_^;)。
0 件のコメント:
コメントを投稿