2011年10月8日土曜日

イベロ・アメリカ教育会議/Congreso Iberoamericano de Educación

9月の最後の週に、CONMEBOLと呼ばれる南米サッカー連盟の建物(コンベンションセンター)に入る機会を得たことを書いておかなくちゃ。

中南米+スペイン+ポルトガルのイベロ・アメリカ教育会議だ。
よく分からないまま突然、教師の研修があるから行こうと言われ出席した。

朝7時に待ち合わせ、同僚のエスコバルさんの愛車・京都日産のシールのある左ハンドルの2000年型「日産サニー」で空港近くのサッカー連盟ビルへ。

よく晴れた日で、きれいな青空に栄える大きなサッカーボールが目印だ。

「Museo del Fútbol Sudamericano」の文字が見える。サッカーミュージアムになってるんだな。

しかし、南米サッカー連盟の本部がアスンシオンにあるのは驚きだ。
どういういきさつなんだろうか。

↓連盟のホームページ
http://www.conmebol.com/
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エントランス
エントランスにカラフルなバナーがたなびき、威厳さえ感じるほどなかなかに豪勢で近代的だ。
最近出来たビルのようだ(ホームページには2009年1月とあるから3年弱)。

入り口で資料とネームタグを渡されて中に入ると、広いホールの中に同僚の見立てで約5000人の参加者が続々と席に付いていた。

照明がすでに少し落とされ、ホールが横長なため横に5面ある大型スクリーンには、パソコン画面のデモンストレーションが流れている。
テレビカメラや新聞のカメラマンとおぼしき人達の姿もある。

ざわざわとした大きなホール独特の雰囲気に、なぜかコンサート前のように心が躍る。
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実際、MCが大声でオープニングを告げると、音楽の演奏が始まった!
ギターとコーラスでなかなか楽しげに、正装したミュージシャンがハーモニー良く、ラテンな曲を歌い上げオープニングを大いに盛り上げた。
さすが、ラテン系だなあ。固い会議でもお祭りにしてしまう。

スペインの教育相などお歴々
その後、パラグアイの副大統領と教育文化相、スペインの教育相など、様々な来賓のお歴々が演説した。

演説が終わって休憩時間になり、近くのレストランへ同僚達と4人で朝食を摂りに行った。

そこで演説内容の話が出たが、突然「誰が一番演説がうまかったと思う?」と問われた。
でも正直に「そこまで分かるほどスペイン語が上手くない。けれど副大統領が一番受けてたね」と言うと、「政治家はしゃべるのが仕事だからな。中身はスペインの教育相かな」と同僚。
「まだ飢えた子供がいる横で食事の美味しさや質は求めない」というたとえで、まず全国民への平等な教育を充分に行き渡らせることが最優先課題だと、熱く語ったと言う。
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休憩が終わり我々が席に戻るころには、少しメンバーを替えコロンビアの前大統領やアルゼンチンの大会役員を加えて、パネルディスカッションが始まっていた

・・・これが困った事によく分からない。
集中しても分からない単語が出るたびに分からなくなる。
全然勉強していないから、自業自得・・(;_;)。
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会場を埋め尽くした参加者。立ち見まで!
そのまま演台ではメンバーが入れ替わり、チュニジアや韓国、ドイツの教育専門家まで現れ、パラグアイやスペインの役員に混ざって、事例発表が始まった。

外国の事例なら少しは興味が持てるかなと期待したが、話しばかりでこれもよく理解できない。

韓国の女性スピーカーだけはスライドを用意したが、文字だらけで色使いも悪く、ほとんど見えない。
同僚もあきれ顔で「カメラで撮っておいてくれ」とささやく始末。
話の中身もお国自慢で終わった印象だった。

結局、このカンファレンスは同僚にも評判が悪かったようで、昼前に「レストランが混むからすぐ出よう」と促されて途中で外へ出た。
しかし、外ではすでに昼食を求める長蛇の列ができていた・・。
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ここで僕はギブアップして、会議を去った。
昼からはテーマ毎に小さなグループに分かれるというので、ディスカッションでも始まるのかと逃げ出したのだ。

後日、同僚に聞いたらディスカッションは無く聴講だけだったようだが、逃げ出して正解だった。
もう聞くだけも耐えられなかったからだ。
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スペイン語をもっと勉強して来年(もし出れたら)出直します。

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