写真は本文とは関係無いアレグア市を走るバス |
乗っていたバスが前の車に追突したんだけど、ほんとにびっくりした。
でもささいな事故でケガも無くて良かった。
小さく古い15-3番のバスで、セロコラ通りから乗って、マリスカス・ロペス通りをもうちょっとで目的地という場所で、大きく立派なベンツみたいな車に、いきなりゴツンとぶつかった。
車は後ろが少し凹んで、後部座席に乗っていた女性が頭を痛そうに押さえていた。
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バス車内では、流しのギター弾きの珍しくドレッドヘアでエレキギターのにいちゃんのなかなか渋い歌が終わり、車内が静かになり気分よく少しウトウトしかけた時だったのですごくびっくりした。
前の椅子にしこたま膝をぶつけ、手もぶつけた。
けれど、大事に至らなくて良かった。
多少痛いだけだ。
となりのおばさんはかなり手が痛そうだったけど、どうしたろう。
僕は先を急いでいたので、運ちゃん同士が話してるのを見て遅くなるのを避け、すぐバスを降りて急ぎ足で目的地まで歩いたから、事故後を見ていないのだ。
運ちゃんはもうかなりお年な感じだった。
僕へのおつりも計算を間違えてたし・・。
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高齢者の就職はどこの国でも難しい。
特に約4割が貧困者と言われ、ストリートにあふれる人の多いこの国ではなおさらだろう。
バスの運転手にもなかなかなれないんだろうな。
彼は無事に事後処理を終えて、バスをまた走らせる事ができただろうか?
バス会社だから保険とか入ってて金銭的には心配無いだろうけど、彼の運転手としての今後がいまごろ心配になって来た。
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